映画:シング・ストリート 未来へのうた


映画『シング・ストリート 未来へのうた』を観ました。

シング・ストリート 未来へのうた

シネマ・トゥディ

『ONCE ダブリンの街角で』などで知られるジョン・カーニー監督の半自伝的青春ドラマ。1980年代のアイルランド・ダブリンを舞台に、さえない日々を送る14歳の少年が一目ぼれした少女を振り向かせるためバンドを組み、音楽活動に没頭する姿を描く。主題歌を、カーニー監督作『はじまりのうた』に出演したマルーン5のアダム・レヴィーンが担当。音楽がつなぐ出会いや少年たちの青春を、デュラン・デュラン、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムなど当時のヒット曲が彩る。

両親の経済状態が悪化し、学費の安い学校に転向することになったコナーは理由のないいじめを受け、校長からは靴の色が原因で目をつけられる。

家庭では両親は不仲で、兄は大学を中退して家にこもり、姉は夢を諦めて仕事に就こうとしている。

まだ14歳のコニーにはどうすることも出来ないストレスでいっぱいの生活の唯一の楽しみは兄とイギリスのミュージック・ビデオをみること。

彼はモデル志望の美しい女性の気を引くために、「僕のバンドのPVに出ないか」と言ってしまい、バンドを始めることになります。

80年代UKロックの名曲と当時の雰囲気をばっちりもってるシング・ストリートの曲でストーリーはテンポよく進みます。
少年らしい無知や子供っぽさで主人公たちは何度も失敗しますが、あまり悲惨なものはなく青春映画らしい清々しさがあります。

印象に残ったシーンは、コニーがラフィーナにテープを渡すところ。

コニー 「曲のテーマはあるモデルなんだ。」
ラフィーナ 「そう、うれしいわ。」
コニー 「いや、別のモデルだよ。」

いきなり告白するのかと思いきや、他にモデルの知り合いがいるかのように格好つけてしまうコニー。
ラフィーナとはじめて会話した時もそうでしたが、滑稽でもハッタリを突き通す姿勢。
ロックスターの素質ありです。

最後の最後で物語が変な方向にいってしまうのか!?とちょっとハラハラしましたが、終わってみれば納得のいくラストでした。

Drive It Like You Stole It

劇中の曲はどれもいい感じですが、私は特にこの曲が好き。
歌っている最中の、理想のPV的なシーンも最高。

全体を通してイギリスへの憧れ多めなのに、ここではアメリカのプロムをイメージしたPVになっている。
「バック・トゥー・ザ・フューチャーみたいに〜」というセリフで後半はほどんど消えかけていた80年代感が戻ってくる。

アダム・レヴィーン – Go Now

マルーン5のアダム・レヴィーンが歌う主題歌Go Nowもいい。