万年筆インク ミステリアス・ブルーとカクノのコンバータ

ボトルインクを買う

この頃よく美工筆の練習をしているのだが、美工筆はインクの減りが早くカートリッジ式のインクではインク代が馬鹿にならない。
それでウォーターマンのインク、ミステリアスブルー(WATERMAN MYSTERIOUS BLUE)を買った。
ボトルに入った状態ではインクの色は解らないというが、美しいブルーブラックのインクの色に惹かれたからだ。
ボトルの形もシャープで格好いい。

最初は黒色のインクを買うつもりだったのだが、実際に品を見てみるとブルーブラックが気に入った。

ブルーブラックの青さと黒さ、色の変化

紺色のスーツは難しい。
紺の青さと黒さは千差万別で、同じ色の紺を見つけることは困難だ。
スーツのパンツだけ買い換えようと思ってもジャケットとは微妙に色の違うパンツしか見つからないということはよくある。

さてボトルに入った状態では深い紺色のウォーターマン・ミステリアスブルーだが書いてみると青が強い。
なるべく正確にいうならば、書きたては濃い艶のある紺色、乾くとやや緑がかった紺、に見える。
緑っぽい色が現れたとき想像してたのと随分違うと感じた。
書いたばかりのときには見えない緑色が乾くと現れる、それがミステリアスという意味だろうか。

インクの乾く過程で徐々に色が変わるということは珍しいことではないらしい。
アマゾンで色々なインクのレビューを読んでみたところ、パーカーのブルーブラックも似たような特徴があるとのこと。

コンバーター

ボトルインクはコストパフォーマンスが良いし、他の万年筆でも使いたい。
私が持っている万年筆は複数あるが、コンバーターが付属していたのは1本だけだ。
とりあえず、暇が出来たらカクノのちょっと改造して使う予定なのでカクノ用のコンバーターを買う。

コンバーターだけ購入すれば良いのだが、万年筆にフィットするコンバーターはメーカーや製品ごとに違うので注意が必要だ。

カクノの対応コンバーター

カクノはパイロットの純正コンバーターを使うことになる。
カクノのペン軸の構造が生産時期によって異なるので、フィットしないコンバーターがあるそうだ。

CON-40はCON-20、CON-50の後継品でほとんどのパイロット製の万年筆に使える(一部例外あり)。
CON-20、CON-50もカクノで使えるが生産が終了しており入手が困難。
CON-70は新しい軸の中の空洞が広いタイプのカクノで使える。

CON-40の2個セットが安かったので買った。

その他のメーカーの互換性がこちらに纏まっていた。
万年筆インクカートリッジの互換性

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