極細万年筆 プレピー0.2 を改造して美工筆にしてみた


プレピーの0.2は本当に細い字が書ける。
今はJINHAOのJH250を気に入って使っているのだけど、中字でありながらも美工筆なので扱いによってはものすごく太い線になったりする。
極細の美工筆があったら丁度良いのにと思っていたところに閃いた。

プレピーの極細を改造しよう。
ペン先をちょっと曲げるだけ。
失敗したって300円が無駄になるだけだし、やってみよう。

プレピー 0.2

改造するプレピー 0.2の仕様はこのとおり。

プラチナ万年筆/プレピー

ペンポイント: 02(極細)EF
胴・キャップ・クリップ:PC
カバー: PMMA
インナーキャップ:PP
ペン芯:ABS樹脂
ペン先:ステンレスペン

ペン先(ニブ)はステンレスなので加熱で曲げられるはずだ。
インクを通していない新品を使用する。
想像だがインクが着いているニブを加熱するとインクが焦げて詰まると思う。
加熱するまえによく洗えば大丈夫かも知れないが新品のほうが無難だろう。

用意するもの

プレピーの他に用意するもの。
・ペンチ 2個
・コンロ、アルコールランプなど火を起こせるもの

ペン先を曲げる

ニブを引っ張ってペンからニブを取り外す。

ニブを外す

ニブをペンチで摘んで、先端だけを火にかける。
全体を熱してしまうと、ニブ全体が変形してしまい元通りはまらなくなってしまう可能性あり。

ニブを加熱

赤くなった所でもう1つのペンチでペン先を曲げる。
ここは両手を使っていたため撮影できず。
曲げる作業のほうが細かいので、利き手でやったほうが簡単だと思う。
・利き手ではない方でニブをペンチで摘み、火にかざす
・利き手でペン先の先端をもう一つのペンチで摘み、軽く折り曲げる。

ニブが冷めたことを確認してから水で洗浄する。※ススを取るため。
洗ってもステンレス焼けは残る。ステンレス焼けについては後述。

きれいに洗ったらペン先にはめる。

完成。

ペン先の角度は『ふでDEまんねん』に45度と55度があるので、そのくらいになるようにしてみた。
ペン先を曲げた
大体45度くらいか。

試し書き

インクを通して試し書き。

試し書き

試し書き

なかなか良い。いい感じの細字美工筆になったと思う。

試し書き
JINHAOの美工筆と比較。プレピーを折り曲げたほうが明らかに細い。

今回うまくできたので、他のペンでも試してみたい。
パイロットから出ている『ペン習字ペン』も極細で価格が安いので、これを改造するのもいいかもしれない。

ステンレスの焼け

ステンレスを加熱したあとに残る変色をテンパーカラー、酸化皮膜という。
加熱の温度によって様々な色が出る。

酸化被膜は一般に金属を腐食から守る働きがあるそうなので、放っておいても問題はなさそうだ。
酸化皮膜とは?|除去・生成【リフォーム1000】

ステンレスの表面に生成される酸化皮膜は、安定した構造で均一に膜を形成する為、腐食に強い性質を持ちます。
更に、何らかの外部的要因によって酸化皮膜の組織が破壊されてしまった場合でも、ステンレス合金に配合されているクロムが酸素と即時に結合し新たに酸化皮膜の防護膜を構築します。

酸化皮膜除を除去する酸化皮膜除去剤が市販されているので、見栄えの悪さが気になる場合はこういうものを使うといいだろう。

ステンレス調理器の焼けも綺麗に取れるらしいのであったら便利そうだ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です